アテンダントレポート7月22日@原宿セレクトショップファミリーセール

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・【アテンダント名(性別、年齢)】

:トオル 43歳

・【クライアント(性別、年齢)】

:男性 30代後半

・【どのコースを選んだか?】

:3時間コース

・【予算はいくらでしたか?】

:5万円

・【どこでアテンダントしましたか?】

:ストラスブルゴファミリーセール

・【どこのお店に行ったのか?】

:ストラスブルゴファミリーセール特設会場

・【クライアントさんの希望はどのようなことでしたか?】

:会社に着ていける服が欲しいということでした。仕事上、特に服装には厳しくはない職場とのことでしたが、気に入った服の上下コーディネイトをヘビーローテーションしてしまうため、着潰してしまい、コーディネイトの幅が増えないのがお悩みとのこと。仕事のあとそのまま会食にいけるくらいの、ジャケット+パンツのいわゆるビジネスカジュアルのためのジャケットなどを入手できれば嬉しいとのことでした。ストラスブルゴはアテンダントの私自身も非常に好きなセレクトショップさんなので、こちらも楽しみでした。
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・【クライアントさんの第一印象】

:まったくファッションに感心がない、というよりもモノとして服を見て、単品で気に入ったら買うというようなパターンをされているのかなと思いました。また、実年齢や見た目からすると、選ばれる服がやや幼い印象を持ちましたので、今回のお店はちょうどいいのではないかと思いました。柄ものなどが多いということでしたが、今回はベーシックなデザインや色のものをオススメし、年齢にあったオンオフ両方に使えるアイテムを増やすと良いと思いました。
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・【クライアントさんのアテンダント後の印象】

:表情が明るくなった。自信のある話し方になった気がします。これは毎回アテンダントをすると思うところです。

・【どうしてそのお店をチョイスしましたか?】

:今回はクライアントの指定でしたが、もし同じようなビジネスカジュアルを希望されていたら同じお店にいっていたかもしれません。金曜、土曜の特設セール会場で2日目の土曜日なので、なるべく早い方が良いかと思い、会場が開く1時間前に近くのカフェに集合とさせていただきました。1時間で朝ご飯を食べながら、希望を聞き出し、おおよその方向性をつけ、出発。会場につくと朝イチだったためかまだ、お客さんはまばらでした。

まずは、どんな商品があるかを知るために、ざくっと会場を一周しました。最初にジャケットやスーツのコーナーに行くものの、かなり難易度の高い柄もののジャケットやスーツが多く、おそらく初日にベーシックなものは売れてしまったのだろうと推測しました。会場に残ったものはかなりオシャレ度は高いのですが反面、やや難しそうで今回のクライアントの要望とははずれてしまうため、断念。その分予算に対して数を揃えられるのではないかと方向を変えました。次にシューズのコーナーに行き、シンプルで色も合わせやすそうな夏らしいスリッポンが多数あり、非常に安かったのですが、サイズが無く断念。こればかりは仕方ありません。そこで、ワゴンにあるシャツやパンツ、ポロシャツやカットソーなど上下のコーディネイトを増やせるアイテム探しにスイッチいたしました。

・【どのようなものを購入されてましたか?】

:インポートもののショートパンツ(白)
ワゴンのパンツコーナーで白いショーツとジーンズを発見。クライアントが「白いパンツって難しくないですか?」というので、「むしろ上にどんな色を持ってきてもなんとなくオシャレに見えるので、これほどコストパフォーマンスの良いものはない」と持論をお伝えいたしました。もちろん頻繁に洗わないとくすんでしまうのは事実ですが(笑)、クライアントも納得されたもようで、ショーツとジーンズを試着。ジーンズの方はややクライアントの体形に合わなかったのと腿の部分にダメージ加工が入っており、クライアントとしてはちょっとそこが気になるとのことで断念。ショートパンツはチノ素材でもデニム風でもなく、やや肉厚なコットンで質感、形もよく、サイズもピッタリでこちらをキープいたしました。

:ストラスブルゴオリジナル山神シャツのストライプシャツ
クライアントの希望から考えるとオフィスカジュアルでジャケットにも単品でも着られるきっちりとしたシャツがあればと見つけたものです。あきらかに上質な生地と襟の形の美しさにピンときて手に取るとストラスブルゴのオリジナルの山神シャツでした。同社が契約している山神さんというシャツ職人さんがパターンを引いたものとどこかで聞いたことがあります。サイズ表記40と39があり、クライアントに着てもらうとピッタリ。ネクタイを締めればスーツに使えますし、シャツ一枚でも十分絵になるかっこいいシャツでした。当日着ているカジュアルシャツとはまったく違う生地感と着心地ににクライアントも感心されていました。また、パターンがちゃんと立体的で良いシャツはそういうところが違うということを説明するために購入後、テーブルに置くと、腕や脇の部分が平らにならないことをお見せし、良いシャツの着心地の良さの理由をご説明しました。この手のシャツがもっと欲しいとのことで、同社を経営するリデアが運営する通販専門のシャツブランド、CAMICIANISTA(カミチャニスタ)もオススメしておきました。このストライプシャツに関しては39サイズを個人的に購入してしまいました。ミイラ取りがミイラになるとはまさにこのことです。
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:高番手コットンのクルーネック白Tシャツ
ジャケットの下に着るような白いTシャツはヘインズなどでは良くないのか?と聞かれたので、できればジャケットの生地が細かければさらっとしたキメの細かいTシャツをざっくりとした生地感のジャケットならざくっとした生地感のものをとご説明しました。またともに肉厚でないと透けてしまうので、と解説。ちょうど白いかなり高番手の生地のTシャツが安かったのでこちらも購入。写真だと光の関係でベージュっぽく見えますが、実際は白です。
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:洗いのかかったコットンのくすんだブルーシャツ
こちらはカジュアル方向に寄せた渋めの青いシャツです。洗いがかかっていて「もしかしてレーヨン?」かと思うくらいのクタクタな生地感です。こなれた感じで着られそうですし、サイズ、雰囲気もあっていたのでオススメしました。
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:濃紺のカットソー
いわゆるスウェット的なものですが、腕回りがちょっとタイトにできており、今どきっぽいこなれた雰囲気の休日着になりそうなのでまずはキープ。会計前にクライアントにひととおり確認してもらい、購入が決定しました。体形にもあっていましたし、白いショートパンツでもデニムでも会いそうです。
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:テーパードシルエットのナイロンパンツ
今どきっぽいナイロン生地のパンツ、いわゆるシャカパンです。最初に会場を回ったときはありませんでしたが途中でワゴンに残っていることに気がつきキープ。クライアントにはいてもらうと、とてもおしゃれで似合っていました。濃紺のカットソー、ストライプシャツ、ブルーのシャツどれとも合う感じで、いかにも今どきのこなれた感じが出まして、土壇場でのヒットアイテムが手に入りました。
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・【クライアントさんが一番気にいってくれたアイテムは?】

:どれも気に入っていただけたのではないかと思います。というのもどれも「自分では買おうと思わなかったものだけどいい感じ」とおっしゃっていただけたからです。個人的にはナイロンパンツ+カットソー、ナイロンパンツ+コットンのくすんだブルーのシャツの組み合わせが今どきっぽくてこなれ感があって良いなと思いました。

・【合計いくらの洋服を購入したのか?】

:5万円程度で予算にぴったりです。

・【あなたの提案で一番喜んでもらったアイテムはなんですか?】

:白いショートパンツとナイロンパンツは両方ともクライアントのもともとの想定に無かったアイテムのようで、お買い物を手伝って良かったと思います。自分もそうですが、自分だけの判断だとどうしても偏って似たようなパターンになってしまいますよね。

・【どのようなアドバイスをしたのか?】(こうすれば良くなる、こうするとダメになってしまう)

:服を一品の品物として見てしまうと、実はなかなか着るパターンが決まってしまいコストパフォーマンスも悪くなってしまうような気がします。あとは年齢に合わせた素材感やシルエットは大事だなと思いました。また、今回のクライアントも靴が若くてカジュアル過ぎな気がしましたので、この日に買ったアイテムどれとも会う靴として、コンバースオールスターのレザーローカットの白、もしくはアディダスのスタンスミスの白をオススメしておきました。これがあれば今日のアイテムどれとも似合うと思います。個人的にはこれほど万能のスニーカーはないと思っています。
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・【最後に今回のアテンダントを通して、あなたのアピールできた点を教えてください!】

:モデルやドラマの小道具ならまだしも、普通に生活している私たちにとってファッションは着回せてナンボだと思います。すでに手持ちの服にも合わせることができて、さらに買ったものでかけ算で着こなしが増えるようにするためのお手伝いができたと思いました。

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