アテンダントレポート5月13日@原宿

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・【アテンダント名(性別、年齢)】
トオル 43歳

・【クライアント(性別、年齢)】
男性
40歳後半
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・【どのコースを選んだか?】
3時間コース

・【予算はいくらでしたか?】
最大5万円

・【どこでアテンダントしましたか?】
表参道〜原宿明治通り
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・【どこのお店に行ったのか?】
ユニバーサルランゲージ、ユニクロ、ABCマート

・【クライアントさんの希望はどのようなことでしたか?】
転職したばかりで新しい環境でなめられないようにしたい。エンジニアとして部下がいる立場なので仕事ができる人間であることを分かってもらいたい。また、海外の学会で発表することもあり、そういうときに相応しいカッコをするにはどうすればいいかということでした。ちゃんとしたカッコをしなければいけないことはなんとなく分かっていても、それを自分なりにロジックを付けて納得が出来たことがないとのこと。だからファッションに投資をする気にならず、投資に見合うようにに、ちゃんと納得させて欲しいとのことでした。

・【クライアントさんの第一印象】
仕事も出来て、それなりに収入もあるはずなのになんでこんなカッコなのだろう……(苦笑)
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・【クライアントさんのアテンダント後の印象】
表情があかるくなった!姿勢が良くなった!

・【どうしてそのお店をチョイスしましたか?】
クライアントの要望がファッションの全体のロジックで納得させて欲しいということ、また要望が多岐に渡ることから、スーツ〜ジャケット&パンツ〜クールビズ〜休日のカジュアルとどのレベルも説明できるように複数の店に跨がるよりは全部が一望できる店の方が良いかと思いました。当日雨だったこともあり、そこでユニバーサルランゲージに行くことにしました。スーツカンパニーが運営しているブランドなので、スーツも値段を考えるとなかなかカタチもキレイですし、品質も十分なものがあります。オフィスカジュアル、クールビズ系のアイテムが豊富なのが良いところかと思います。
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これまで彼女や自分で選んだ服は、そのコーディネイト固定でしかほとんど着ていない、とのこと。つまり全身コーディネイトを、その数分そろえるというのは大変です。それではお金もかかってしまいますので、上下の組み合わせを学んでもらい、なおかつ上下で合わせやすい服を探すことに。ファッションのバリエーションをかけ算で増やせることを提案して納得してもらいました。
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ユニクロは、今回はとりあえず着回しのバリエーションを増やすためにチノパンとウールパンツを予算内に購入するために訪問しました。

ABCマートは「スーツだろうがジーンズだろうが短パンだろうが、とにかく何にでも合うスニーカーNo.1」と自分で思っているコンバース・オールスターローカットの白レザー一本釣りで訪問。

・【どのようなものを購入されてましたか?】
ユニバーサルランゲージ
セール品のイタリアもののタッセルローファー 約15000円
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ユニクロ
くるぶし丈のベージュのチノパン 約2000円
ウールパンツ 約6000円
ショートソックス3足 約2000円
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ABCマート
コンバース オールスターロー白レザー 約9000円
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・【クライアントさんが一番気にいってくれたアイテムは?】
タッセルローファーは本格的なレザーシューズを購入したことが無かったということで新鮮だったようです。
オールスターは、とにかく何でも合わせられるということで気が楽ということでした。

・【合計いくらの洋服を購入したのか?】
約3万5000円

・【あなたの提案で一番喜んでもらったアイテムはなんですか?】
ユニクロのパンツ2本でしょうか。どちらも極めてオーソドックスなものなので、クライアントの手持ちのシャツなどに合わせることができ、それで着回しの楽しさを理解していただけたと思います。

・【どのようなアドバイスをしたのか?】(こうすれば良くなる、こうするとダメになってしまう)
ジャケット、パンツのサイズ感。身体が薄いということで、逆にぶかぶかの上着やパンツを選んでいたということで全否定させていただきました(笑)ユニバーサルランゲージでジャストサイズのジャケットやスーツを着てもらい、フィットした状態を覚えてもらいました。

今回は、あえてジャケットやスーツなどの大物でオーダーの予算ぎりぎりまで買うことはあえてしませんでした。今回買ったパンツと靴でしばらく着回してもらい、クライアント自身が「こういう服が好きかも」「こういうカッコをしたい」という思いがあってからより大物を買ってもらった方が、「良いもの、よいスタイルの理由を納得させて欲しい」というクライアントの思いにも叶うと思ったからです。

・【最後に今回のアテンダントを通して、あなたのアピールできた点を教えてください!】
本職のスタイリストではないので、いち消費者として着回しの大切さや、スーツの選び方の原理原則などを伝えられたかと思います。特にスーツやジャケット&パンツのスタイルは「○○の色のネクタイと××の形のシャツと●●のボタンのスーツを着ると好印象」みたいな教えかたが多く、結局それを鵜呑みにすると時代が変わってもそのままのカッコでダサくなったり、自分で買うときに似たものばかりになったり、場合によっては間違ったことを教えられているケースがよくあります。原理原則を伝えることで、自分で考えて判断する楽しさやちょっとした目利きの方法などを伝えることができれば、一人でも買い物が楽しめるのではないでしょうか。
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